スタッフインタビュー

エルシーアイ株式会社 ロータス東京(2015年入社)

メカニック 庄司 拓

幅広い整備の経験を積むことできます

個々のニーズを理解し対応する

20歳で整備学校を卒業し、新卒でロータスのメカニックとしてのキャリアをスタートさせて、今まで多くの経験と学びを得てきました。

ロータスというブランドのメカニックで働くことは、国産メーカー等の一般的なディーラーとは異なる独特な経験ができます。
ここでは、生活のための車というよりは、趣味趣向で車を所有されるオーナー様がほとんどです。

中でもサーキット走行を楽しむお客様のための特殊な対応やカスタマイズが求められます。ショックアブソーバーの交換やブレーキパッドの調整といった整備の技術的なスキルはもちろん、お客様一人ひとりを大切にし、個々のニーズに合わせて細かく対応する柔軟性を必要とする仕事です。

現場での経験が成長の糧

入社当時は、大きな不安と緊張がありました。特に私は手先が不器用なので、整備士として技術面で自信がありませんでした。
しかし、先輩メカニックの指導のもと、スキルを磨き、徐々に自信をつけていきました。先輩が初めに「0からのスタートだから、何もわからなくいい。」と言ってくれた時はとても安心できました。

これから入社される方々も、安心して仕事に取り組めるようサポートしたいと思います。自分自身も今後は後輩たちの指導者としての役割を果たせるよう頑張っていきます。

現場での経験は、学校では決して学べないものです。手を動かし、直面する問題を解決する過程で、多くを学びました。
初めてミッションを降ろした時の緊張や、ロードテストで自分が整備した車が動き出した時の達成感は、今でも鮮明に覚えています。
今では、予測しながら作業進行することやイレギュラーな状況にも焦らず柔軟に対応できるようになりました。

職種の壁なんてありません

この会社の皆さんはとても温かい方ばかりで、皆さんのおかげで入社してすぐに、私は環境に慣れることができました。
輸入車というと固いイメージを持たれがちですが、そんなこと全然ありませんでした。

人数の多い大きい会社ではないので、会社内で知らない人はいません。職種の壁というものもなく、みんなで協力し合って仕事をしています。
新しい車種や情報が出たときは、みんなスタートラインが一緒なので、それぞれが思ったことや気づいたことを言い合って情報共有しています。

出来る作業が増えることで
自信に繋がる

先輩方に作業をチェックしていただく事がほとんどなのですが、入社1年目でも仕事を任せていただける事も多いです。

入社して最初の数ヶ月はお車の点検を何度も担当します。少し慣れてくると「細かい部分を交換出来るようにやってみようか」と先輩スタッフから少しずつ指導を受けていきます。

例えばタイヤの交換などはそこまで難しい作業ではないので、そういう作業からさせてもらい、周りの方からサポートをいただきながら少しずつレベルアップを目指していきます。

一つ一つ出来る作業が増えていった時に自分自身、成長したなと感じます。任せていただける事はとても嬉しい事なので、モチベーションに繋がっています。

「メカニックしているな」
という感覚

お客様との関わりは、私たちの仕事の重要な一部です。
冒頭で話しましたが、ロータスのオーナー様は、単なる交通手段としてではなく、趣味や情熱を形にする手段として車を見ています。オーナー様の想いを理解・共感し、チューンナップを通じてその期待に応えられた時にかけてくれる言葉や、整備した車が完璧な状態で走る姿を見ることは、私にとっても嬉しいことですし、やりがいになっています。

ロータスのような特殊な車を扱う私たちの仕事では、日々の挑戦が常に新鮮で、「メカニックしているな」という感覚がとてもあります。それが大きなモチベーションになっています。

諦めずに挑戦し続ける

ロータス東京にはみんなが教え合い、サポートしあえる職場です。情熱を持ちチャレンジすることや成長できる環境があります。
メカニックとしての道は簡単ではありませんが、根気強く取り組めば、必ずやりがいを感じられる仕事です。私自身、初めは苦手だった作業も、今ではスムーズにこなせるようになり、不安を乗り越え達成感を得ることができました。

仕事の中には困難や挑戦が多くありますが、諦めずに挑戦し続け、それを乗り越えた時に得られる達成感や喜びは、何物にも代えがたいものになっています。

整備士としてのキャリアは、技術の向上だけでなく、人間としても成長する機会を提供してくれます。チーム内でのコミュニケーション、問題解決の経験、お客様とのやり取りを通じて、人としての深みと幅が広がりました。これらの経験は、私にとって大きな財産となっています。